ふと思い立ってこういうことをツイートした;
写像から対応を定義できるか……
A, B を集合とし,A’ を A の部分集合,P(B) を B の冪集合とする.このとき,A’ から P(B) への写像 g を A から B への対応という(以下 G).ただし,x ∈ A’ のとき G(x) = g(x),そうでないならG(x) = ∅.
— タナカ (@MathTanaka2017) 2018年12月5日
もう少し見やすくまとめてみた;
対応の写像による定義.$A,\,B$ を集合とし,$A’\subseteq A$ とする.このとき,写像 $g:A’\to \mathfrak{P}(B)$ を
- $A$ から $B$ への対応
という(以下これを $G$ とあらわす).ただし,
\[
G(x)=\begin{cases}
g(x) & x\in A’\\
\varnothing & x\not\in A’
\end{cases}
\]
とする.
補足.もとになる写像 $g$ の始集合を $A$ の部分集合としたのは,対応では,一般に始集合と定義域が一致しないことを考慮したためである.
補足.$\mathfrak{P}(B)$ は $B$ の冪集合である.
補足.定義が妥当かどうかは……どうなんだろうか.
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